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A gun and gun
荒廃した街中から見渡しのいい草原を歩き走ってまた荒廃した街が見えた。
地球はボロボロの街しかないのか?
「ガーディアン着きましたよ。」
まぁ…ゴースト曰くここが目的地らしいしな。
「ここは俺が目覚めた隣町になるのか。」
っと聞くと
「そうなりますね。」
って棒読みで言われた。
生前の記憶がないからよく知らないが目覚めたところからそう遠くないところに街があるとは…珍しくもないな。
それにしても
「なんで目的地ここだってわかったんだ?」
「貴方の持つその武器…倒れた彼の遺品が教えてくれました。」
すげぇ…そんな探知機能あるとか最近のナビすげぇよなぁ。
「その武器よく見ると【San Diego】と書いてありませんか?」
気づかなかった…それにしてもよく見てんな相棒。
「それはさっき私たちがいた街【Los Angeles】の隣町です。昔は発展してて街と街の間にこんな広い草原無かったと思うのですが…」
ふむ…ゴーストからすれば戦争の影響と言いたいのだろうがここで行われた戦争は一体どこの勢力だったんだろうなぁ。
「ガーディアンみてください。あの旗のマークを。」
…ん?なんだアレ?ボロボロだが手入れされてるように見える旗があるんだが。
誰かいる…あ、いや、居るんだわ。
「あのマークは…【ハウスオブデビルズ】。旧ロシアに拠点を置く彼らが何故ここに…」
どうやらここら辺のチンピラではなく遠い地のチンピラの旗らしい。
「彼らは地球に拠点を置くフォールンで戦争を起こし、とある都市の破滅に関与した勢力です。」
あれ?そんな強いのフォールンって。
「………」
「ガーディアン?」
いや、落ち着け俺。強いといっても本拠地から逸れた一味。勝てない相手ではないはず。
「ん、いや、大丈夫。それよりこの武器の性能とか名前とかってわかるか?」
「少し黄金水が漏れそうなのを我慢して話を変えてきましたねガーディアン。」
エイトの思いっきり睨みつける攻撃!
「…はい。質問に答えましょう。その武器の名前は
「【フヴォストフ7G-02】。」
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