Chapter 1 最初で最後の願い

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そう男の人は言いながら僕にメモをくれた、そこにはこう記してあった [4時半に5階、理事長室までにくること] そう一言だけ書いてあり僕は時計を見たいまは3時、あと1時間半もある、それまでの時間どうしようかと思ってると 「とりあえず、お前はここで休んでろ、時間になったら起こしてやる」 そういうと男の人は出て行こうとした、僕は何を思ったのかその男の人の白衣を掴み阻止すると 「どーした?…どこか調子悪いとかでもあるのか?」 と、優しく聞いてくれた、僕は近くにあった自分の鞄{かばん}の中からシャーペンとメモ帳を取り出しこう書いた [あなたはこの学校の教師ですか?] と書く、相手も意図を組んでくれたのかメモのことは触れず 「俺はこの学校の保険医をやっている…ついでに自己紹介もしとくか、俺の名前は 斎藤 陽貴(サイトウ ハルキ)…お前の名前は?」 そう言い優しく微笑んでくれて、嬉しくなり、メモに自分の名前を書く [僕の名前は 成井 白亜(ナルイ シロア)です。それと、先程は答えられなくてすみませんでした、優しくしてもらったのにお礼も言わず申し訳ございません、改めてありがとうございました。] ついでにさっき言えなかったことをメモに書いてみせる、でもよく考えてみればこんな長文で書いてしまって読みにくいかもしれない、そう思うとすごく申し訳なくなりでも今更訂正することもできないので相手が読み終わるまで待つことにした
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