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+トラブル・パニック+
ぃつもと同じ朝。
同じように妖怪の大群が襲ってきて。
いつもと同じように軽く体慣らしに次々と倒していく俺等。
そう、いつもと同じ――
しかし、いつもと違ったのは……
「死ねッ!三蔵一行ォオオ!!!!」
「!」
「ッ危ない三蔵!!!」
ゴスッ ドゥンッ パリンッ
悟空の妖怪を殴った音、三蔵の妖怪を撃った音、さらに何かが割れた音……ん?割れた?
たちまち青白い靄が二人を包んでいく。
空「なんだこりゃあ!?」
三「…!?」
徐々に晴れていく靄。
その中から現われたのは―――。
ちょこっとだけ小さくなった悟空(12歳前後)と、かなり小さくなった三蔵(9歳前後)だった。
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