第1章 オタクをやめてやる!

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「ほんとそれな!あいつのオカズと似てるからって付き合おうとか頭おかしいだろ笑ねぇ、愛菜」 「うん。ちょっときもかったかな」苦笑 『あぁ、これがキモオタの勇気を出した結果か… てか、なんで俺に聞こえるとこで追い討ちかけるように話すんだよ』 半ば泣きそうだった。 そんなももりんと似てるからってだけで告ったわけじゃない。 大体僕は彼女が今年の初めから好きだった。そして、つい3ヶ月前に始まった〔最萌と百人の男戦記〕 の最萌が彼女にそっくりだったのだ。それも瓜二つなまでに。 彼女に嫌われていた。 完璧なまでにフラれた。 彼女に嫌われたままでこの先の人生を歩んでいける気がしない。 何とかして 好かれないと 変わらないと オタクを やめないと
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