災害

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災害があった時の支援の仕方は色々。 市に登録したボランティアとして被災地に入って活動する人。 新しいタオルやオムツ等を、物資の受け入れをしている役所に持って行く人。 募金をする人。 災害が発生して、私の趣味であるハンドメイドの仲間周りの人に騒がしい人が出てきた。 どうやら、自分の友人が被災したということだったのだが、ハンドメイド仲間を連れ立って友人の支援をしたいと言うことだった。 この時の友人という人がいるらしい被災地は、混乱を避ける為に通行規制がかかっていたのだが、周りの止める意見には一切耳を貸さず、個で乗り込もうとするその人から、冷たい人たち認定までされてしまった。 結局その人は、何人かハンドメイドの仲間ではない知り合いを連れ立って被災地に乗り込み、水も電気も無いその地で熱中症になり倒れたと聞いた。 その後も現場監督として足しげく通い、炊き出しもしたとか、何とかと自慢気に話していたが、完全に私たちから距離を置かれていることに気が付いていない姿を見る限り、冷たいようだがどうでもいい。 交通規制のされた被災地では、規制している場所で警備する警察官に、登録をして入るボランティア以外の一般の人との衝突が度々あったそうだ。 でも、それすらうまくすり抜けて入る、見知らぬ人に住人はどう思っただろう…。 そして、そんな人たちの車の渋滞で本当のボランティアは現地に着く時間が大幅に遅れていた事実。 どれも、行政のお願いを無視した人たちによる人災だと思った。
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