第一章 闇夜の烏(カラス)は黒いのか? 

9/23
前へ
/460ページ
次へ
「これは、何でしょうか?バナナ?」 『家だよ』  興梠は、メンバーが多くなったので、宿泊費もバカにならず、どこかに家を 購入しようとしていた。 でも、駅から歩ける『橘保険事務所』も手放しがたい。 そこで興梠は、死保に家を購入して貰い、維持費だけ支払いたいと交渉しているらしい。 『死保は家を購入することは了承してきたが、その家が問題でね……』  郊外にある一軒家で、元は農業を営んでいた家らしい。 古い家で、現在の持ち主は都会に家を購入してしまい、手放そうとしていた。 しかし、この家は、色々と謎があり、死保が買い取る事にしたらしい。
/460ページ

最初のコメントを投稿しよう!

119人が本棚に入れています
本棚に追加