やっと出逢えた

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やっと出逢えた

その光景を見て 医務室で びっくりするさあや 『あれ・・?もしかして、2人とも知り合いだったの??』と2人の顔を見て聞くさあや 『あっ・・ごめん・・・』と少し冷静になる美桜 さあやに蘇った記憶の話をする 信じてもらえないと思ったけど……… 昔起こった記憶を全部伝える美桜 すると 『そんな・・ことがあったの・・・』といきなり号泣するさあや それを見たカミルは 『このこ面白い子だね』と微笑んで美桜に話し掛ける 『さあやがこの展示会に誘ってくれなかったら・・きっと・・・記憶が蘇って来なかったの・・・』とカミルを見つめて話す美桜 『そうなんだね。さあやちゃんのおかげなんだね。本当に連れてきてくれてありがとう。』と微笑んでお礼を言うカミル 『いえ・・そんなことはいいんです。2人が会えたのは必然ですね・・・きっと』とタオルで涙を拭きながら応えるさあや すると カミルは美桜を見つめニコッと微笑む 美桜もカミルを見つめ 『カミル・・・今の名前・・・なんて言うの・・??』と恐る恐る聞く美桜 『あっ・・そうだった自己紹介まだだったね・・・僕の名前は・・ 馨(かおる)・・・川上馨だよ』と微笑んで応える馨 そう言うと     
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