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『私なんて・・あのショーケースを見るまで気づかなかったんだから・・・』と応える美桜
そんな美桜をずっと優しく抱き締める馨
『覚えていたんですか??・・月のかけらのこと・・・』と美桜の顔を見つめ聞き返す馨
『なぜか・・あれに惹かれて・・・』と美桜も馨を見つめて応える
『凄く嬉しいですよ・・。僕が最後に贈った・・・ネックレス・・・』と微笑む馨
『ありがとう・・あの時・・・何も言えなかったから・・・大好きだってことも言う間がなくて』と泣きながら応える美桜
『僕だって一緒ですよ。姫に何もしてあげれなかったから・・・』と愛おしく見つめる馨
そして、
『姫、美桜・・・。』と声を掛ける馨
『う・ん??何??』と馨の顔を見つめる美桜
すると
そっと顔を近づけ
キスをする馨………
『大好きです。美桜・・やっと見つけた・・・僕の人・・・』と微笑む馨
じっと見つめ合い
またキスをする……
2人の遠く離れた記憶が今蘇る………
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