はじまり

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さっきの展示場と違う場所にしゃがみこんでいた……… 『えっ?!ここ・・??』と周りを見渡しその場で立つ美桜 『あっ!やっと見つけましたよ!!姫ここにいたんですね。』と微笑んで話しかけてくる女の人 『えっ・・・??』と不思議な顔をして女の人を見つめる 『姫?どうしたんですか??どこか具合でも悪いんですか??』と心配する女の人 『あっ・違うの・・あの私って・・・』と女の人に話かける美桜 『えっ??・・何言ってるんですか?エミール姫。ついに自分の名前も忘れたんですか??』と呆れる女の人 『あっ・・・忘れるわけないでしょ。自分の名前だもん』と必死に合わす美桜 『じゃあ、私の名前も・・・覚えていますか??』と確認する女の人 『えっ・・・と、確か・・・』と困る美桜 『えっ??本当にお忘れになったんですか??大丈夫ですか、エミール姫』と心配そうに顔を見つめる女の人 『ごめんなさい・・・記憶が・・』と真剣に謝る美桜 『そうですか・・・エミール姫は・・・寝ぼけてるんですね。仕方ありませんね・・・』と美桜をじっと見つめる女の人 『あっ・・・ごめんなさい。なんか調子が悪くて・・今度は忘れないから』と手を合わせて謝る美桜     
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