記憶が……

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記憶が……

『こんなところにいたんですか?姫』と馬に乗りながら話す男の人 太陽の光で男の人の顔がよく見えない美桜 男の人が馬に乗りながら美桜に手を差しのべる 美桜はよくわからず その手を受け取ると グイッと引っ張られる……… すると身体がふわっと浮かび上がり そのまま 男の人の後ろに乗せられる 『あっ・・あの・・・』とパニックになる美桜 『姫酷いですよ。僕との結婚式ですよ。・・逃げるなんて・・・そんなに嫌ですか??』と話し掛けるカミル 『えっ?違うの・・気づいたらここにいて・・・だから』と必死になる美桜 その様子を見てホッとするカミル 馬を降りて 『よかった。結婚式が嫌で逃げたのかと思いましたよ。』と美桜の顔を見つめて微笑んで話すカミル その顔を見てびっくりする美桜 王子様ということもあってか とってもカッコよくて優しそうな人……… その顔を見て見とれていると 『姫、??今日の姫はいつもと違いますね・・。風邪でもひいたんですか??』と顔を見つめるカミル 『あっ・・えっ、?違うの・・・いつもと一緒だよ』と苦笑いする美桜 すると、 また頭痛がして よろける美桜 そのまま馬から落ちそうになる すると 『エミール姫!!』と声を掛け カミルは美桜を抱き締める 美桜はそのまま意識が飛んでしまう……… あっ……… きっとさっきのは夢? 変な夢だなぁ……… でも……… 本当にかっこいい人……… 優しいし 安心する……… そして、 また目を覚ます
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