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するりとブラウスと素肌をなぞり、優の手が背後にまわる。
さするように背中の中央をなでる優の手がたまらなく心地よい。
「ねえ、外していい?」
私はコクリと頷くと、嬉しそうにホックに指をかけた。
だけれど、いくら待っても外れることはなく
(どうしたんだろう・・・)
やっぱり先に進むのが不安になってやめたくなったのかな?
そう思っていると、
優は耳まで真っ赤にして、
「ごめん・・・初めてで外し方わなんないや。ダッサ、はずかしい」
そう申し訳なさそうに言った。
(かわいい)
私は優の額にキスをしてから、
後ろにまわった優の手に私の手をそえて、
「こうやって外すんだよ」
指先をからませながらホックを外す
「難しいね・・・でも覚えた。次は失敗しない」
優はそう意気込む
「ふふ、まだ初めても終わっていないのに次のこと考えてるの?」
「もちろん、この先もずっと舞花といっしょにいたいから。俺、がんばるよ」
そう言ってそっとブラを上に引き上げた。
露わになった私の胸
(なんだろう・・・すごくはずかしい)
まるで今日が初めてセックスした日みたいに
すごくドキドキした。
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