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「太一、太一!何これ、何してるの?ねえ、ねえ!」
私は恐怖でパニックになりながら太一に問いかけた。
「これはね、俺の天使を守る鎖なんだよ。これがあればもう二度と危険な外に行かなくてすむんだ。家のなかは歩いて回れる長さに調整してあるから、それから、今日のために優に沢山服と下着を買ってきたんだよ。鎖をつけたまま着替えられるように、ワンピースと紐付きの下着」
そう言うと、いろんなブランドのワンピースや下着を床にザラザラと広げだした
(切り絵みたいだわ・・・)
私は思考が完全に麻痺して、ぼんやりとそんなことを考えた。
「どうかな、まずはこのピンクのネグリジェに純白の下着がいいと思うんだ。今着替えさせてあげるからね」
太一はそう言うと、机からはさみを持ってきて、私の服のすそに手をかけた。
シャキリしゃきりシャキリしゃきり
私の履いていたズボンはただの一枚の布に変っていく。
むきだしになった脚に太一はそうっと触れて、その触れた指をしゃぶった。
「ああ・・・優はやっぱり美味しいよ。でも直接なめて君を汚すことはしないよ。
だって君は俺の天使だからね。」
そう言うと次は下着に手をかけて、しゃきりと切り取った。
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