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目が覚めると私は裸で布団に包まれていた。隣には同じく裸の優が私の髪を撫でている。
「あ・・・私気を失ってた?」
「ん。気持ちよかった?」
「うん。こんなこと初めてよ。気持ちよくて気を失うことなんてあるのね」
クスクス笑って優のたくましい胸に頬をよせる。
その時ふと目に入ったのは優のたくましいものだった。
あれだけ激しくしたのに、まだそれは隆々とそそり立っている。
「優、もしかして足りない?」
「ごめん、俺は、童貞卒業してまだ日が浅いからさ、その、気持ちいいのになれてなくて。舞花に無理させたくなくて我慢してるけど、だけどやっぱりもうちょっとしてもいい?」
私はそんな優が愛おしくて頬をなでてキスをした。
「優、まだ言ってなかったけど、私もね、優が初めての人だったの。太一は私を一度も抱いていなかったんだって。だから。貴方だけなのよ。私の中を知っているのは」
そう言うと優の瞳に火がともり、ガッと私の首元に食いついた。
(ああ・・・食べられてしまう)
私は痛みもあるがそれ以上に優に食べられて、私と優がひとつになれたらいいのにとぼうっと思った。
そうして優は私の首筋の歯形を舌でなぞると、そそり立つ優の熱いものを私の秘部に一気にさしこんだ。
「あ・・・優・・・」
痛みが走るが、それも優とひとつになれた証のようで、嬉しくて必死に優にしがみつく。
「可愛いよ。もっと鳴いて。舞花の声、聞きたい」
激しく腰を上下させながら優は私にささやきかける。
私もそれに答えて腰をゆらゆらとゆらし、できるだけふかくふかくつながれるように懸命に応えた。
チュバパチュ
水音が静かな部屋に響き、熱い吐息と優の荒い呼吸が私をさらにかき立てた。
「優・・・愛してる・・・優・・・もっとちょうだい」
ひたすら懇願して、もっともっととねだると、それに応えるように動きは激しさをまし、もう入れないという場所まで潜り込んで私をかき乱した。
「あ・・・ああ・・・」
「舞花・・・俺だけの・・・」
もう私の中に先など内ほど奥深くに優のあつい飛沫が注がれる。
(ああ・・・幸せ・・・きもちいい)
そう思いながら、私はまだ意識を手放した
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