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シーン8(神さま・邪とのファーストコンタクト)
八月神社のご神体はシノの父たちにより本日夜6時ころより今シノが居る神日月神社に運び込まれる。
この行事は男子のみに限られているのでシノはこの神事に参加することは出来ない。
ご神体が運び込まれ、合図の太鼓が鳴ると島の人々が一斉にシノの神社に参拝に訪れる。
シノは巫女姿で社殿の隣にある住居の自分の部屋で正座してその時を待っていた。
やがて6時となり、島の電気が一斉に遮断された。あたりは真っ暗となった。
全ての電気が遮断されたことにより日常では得られない静寂の時が流れる。
シノは真っ暗な部屋で オワタリ の神事が終わる時を待っていた。
やがて暗闇に目も慣れてきた。
ふと自分の前の雰囲気の変化に気づいた。
暗さに慣れたはずなのに部屋の中の景色がぼやける・・・ すると突然
女神「ムスメ 我の声が聞こえるか?」
急に声が聞こえた。女の人の声のようだが頭の中で聞こえた。びっくりしていると再び
女神「ムスメよ 聞こえるか?」
シノは思わず 「はい」 と声に出して答えた。
女神「声に出さずとも心で話せばよい」
再び頭の中で先ほどと同じ声が答えた。
シノ「あのっ・・ だれですか」 再びシノ声に出して話した
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