第0話 設定と登場人物

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毎年、神さまはこの時を利用して印(神社)に降臨している。 今年は何故か印がやけにハッキリしており、神さまたちも「印持ち」の出現を予感しながらやってくる。そしてシノを見つけて納得する。 シノは神さまとコンタクトする(神と会話できる)能力が「発現」しており、次から神さまたちは神社ではなくシノを しるし として降臨することになる。 人に限らず生き物などの一部は神とコンタクトする能力がDNAレベルで元々備わっており、ある条件でその機能が「発現」する。 この発現は地球が起こしているらしくまた、神とコンタクト出来る発現のスイッチは「邪」の出現により入ると言われている。 邪が日本に多く出現するのは日本が「地球のへそ」と形容される位置にあるためらしく、古代より邪を祓うため神々は日本に降臨していた。 神々は人とは違い形がない意識体である。よって寿命はない。 また、神は人の世界では直接何かを出来るわけではない。 神が人の世界で何かを行うには人の世界の生き物に憑依する必要がある。 神は地球上のどこへでも出現できるが、神は土地に根付いているので活動できる範囲は一定の範囲(土地)だけである。 例えば憑依した人が移動してその神の活動範囲から出てしまうとその神の力は使えない。     
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