第4話 組織

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第4話 組織

シーン1(保健室にて) シノとソウマは保健室にいた。ベッドにはレナが寝ていた。 2人が保健室に来た時、保健室の扉に「ただいま保険医 外出中」の札がかけられていた。 シノとレナを抱いたソウマはとりあえず保健室に入り、レナをベットに寝かせた。 シノ「レナ どうしたんだろう」 ソウマ「足をすくってひっくり返ったくらいで気絶するほど気が弱い子だったのか」 シノ「そんなことないと思うけど」 ソウマ「じゃー 試してみるか」 ソウマはポケットから何やら液体が入ったお弁当によく入っている醤油入れのようなものを取り出した。 シノ「それ なに?」 ソウマ「忍(しのび)の気つけ と呼ばれている刺激薬だ」 心配そうな顔のシノを見て ソウマ「護衛対象のVIPに使っても良いとされているから安全なものだと思う」 そういってソウマはて蓋を取りレナの鼻先に近づけた。 しばらくするとレナはくしゃみをして目を覚ました。 ソウマ「忍者の気つけはよく効くな」 目を覚ましたレナに シノ「レナ 大丈夫?」 と声をかけた。 レナ「あれっ シノ ここはどこ・・保健室? 私こんなところで何してるんだろう」 シノ「レナ さっき屋上であったこと覚えてないの?」     
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