聖夜の贈り物~2~

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 言葉で伝えるだけじゃ足りなくて。  ソファに押し倒した宏実さんの額や頬、唇に、ちゅっ、ちゅっ、と絶え間なくキスを送る。  そうすればくすぐったいよ、なんて言われたけれど止めない。止めたくない。  だって彼女への『好き』が溢れた数の分だけキスしたいから。  それだけ想いが溢れて止まないくらいに、宏実さんが愛しくて仕方ないから。  でもそんなこと言ったら一生止められないか。  そうなっても私は全然構わないけど。  なんて頭の片隅で考えて、1人笑みが零れた。
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