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言葉で伝えるだけじゃ足りなくて。
ソファに押し倒した宏実さんの額や頬、唇に、ちゅっ、ちゅっ、と絶え間なくキスを送る。
そうすればくすぐったいよ、なんて言われたけれど止めない。止めたくない。
だって彼女への『好き』が溢れた数の分だけキスしたいから。
それだけ想いが溢れて止まないくらいに、宏実さんが愛しくて仕方ないから。
でもそんなこと言ったら一生止められないか。
そうなっても私は全然構わないけど。
なんて頭の片隅で考えて、1人笑みが零れた。
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