1976

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 ワロドンは体をバラバラに切り刻まれても、元の体となって生き返るとされ、2,3日程度で生き返るともいう。これを防ぐためには、切り刻まれた肉片のうちの一切れでも食べてしまえば、ワロドンは生き返ることができないといわれるが、肉が不味いことを察知しているのか、多くの動物はこの肉を食べようとしないという。このほかに河童と同様、鉄を嫌うともいう。    馬の足跡にたまった水の中に千匹も住んでおり、これがいると水が濁り、犬も逃げ出すという。身長は1メートルほどともいうが、この馬の足跡にまつわる伝承から、体の大きさを自在に変えることができるという説もある。    およげ!たいやきくん(子門真人)、ビューティフル・サンデー(ダニエル・ブーン、同年田中星児/トランザムがカバー)、北の宿から(都はるみ) 、ハートのエースが出てこない」(キャンディーズ)、春一番(キャンディーズ)、ペッパー警部(ピンク・レディー)などが流行った。     2月2日  黒柳徹子司会のトーク番組「徹子の部屋」(NET→テレビ朝日系)放送開始。  3月2日午前9時2分  玄武町役場1階ロビー西側エレベーター付近で爆発が起こり、出勤途中の職員2名が殉職、80名余りが重軽傷を負い、天井が落下するなどの被害を出した。  その後、爆発したのは時限式消火器爆弾と判明。 また事件当日、地下鉄玄武駅のコインロッカーから『ブラックマシンガン』を名乗る犯行声明文が見つかった。  声明は、役場を標的にしたのは、役場が諸悪の根源であるとの理由からだ、としていた。  「反日闘争」を進めている人物を中心に捜査が進められ、同年9月10日、容疑者黒山恵二が逮捕された。  その後の家宅捜索で「反日戦線」との交友関係を示す証拠や自室内にあった工具類が発見されている。  この事件は直接証拠が見つからず、黒山は黙秘を貫き、裁判では無罪を主張した。  10月8日、鹿児島市内にワロドンが出没した。  優香里はライフルで仕留めて、その肉を吐きそうになりながら食べた。  生臭く飲み込むことが大変だった。  それ以降、ワロドンが現れることはなくなった。    五二豪雪(昭和52年豪雪、本年12月ー翌年2月にかけて全国的に大雪となった。
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