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画伯がこのセリフを言うと、全身が光り輝き服がビリビリに破れて全裸になる。
全て見られてしまうのも満更でもない微笑みを浮かべた画伯は、光の中で深紅に染まった越中ふんどしを身につけるのだ。
「きゃわいくぅ☆きまったぁ!!」←決め台詞
それから、清水邸の庭からぺたんぺたんと一定の音が響き渡った。
鼻をヒクヒクと動かし、画伯が扱うモチの匂いをダブルニャーセブンは嗅ぐ。
「これはヒゲピリカの品種の匂いだニャ」
変身した画伯は、某hunter漫画のゴン並みに長く伸びた髪と赤ふんどしを振り回す。(その後ろでは絶対零度の眼差しのダブルニャーセブンが、ベアングを食していた)
そして、ついに見事な餅のオブジェを創り上げた。
「……よし……出来た……!」
ここにまた一つの奇跡が生まれた。
ももとクローバーのしおりを手に持つ、雨の妖精「わたあめ」のブロンズ像ならぬモチ像だ。
純白のもち米の輝きは、正にわたあめ姫そのもの。
「……これは素晴らしい。わたあめ姫にクリソツだニャ」
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