ユーゲント アールヴ「放浪任務編1」

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女の子は悲鳴を出したのだと思う。しかし・・・・・・それは声にならず 大量の空気が声帯から出たものだった。 「はひゅううううううううううっ」 「女ってさ、女ってさ―っ、ヤッテル時殺せば、アソコが、すげー絞まるんだってよ」 「天国からおつり来るぐれぇ気持ちいいらしいぜぇーっ」 兵士は子供のように幼稚に、はしゃいだ。 「今から突きまくるからよ!俺様を昇天させてくれよなーっ!」 「本当に昇天するのはお前だがな。がははははははははっ」 兵士は腰を大きく引き、抜けそうになると、根元まで挿入を繰り返す。 [パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、] 女の子のお尻が真っ赤に充血した。 「あがーっあああああ、あがぁあああああああああ―――っ」 女の子は初めて「死」を現実として捉えた。 あんなに激しい戦火の中でさえ、何とか生きることを優先してきた。 だが、この[解放者]がまさか・・・・・・自分を「死」に追いやる者だったとは・・・・・・ 二度目の射精が始まっていた・・・・・・兵士は銃の引き金を引く。
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