ユーゲント アールヴ「放浪任務編1」

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「!?んああーっ????」 彼は動揺し、困惑した。 「なっ何いずってるっ!何いずっでるぅおまえぇぇ!」 向けている銃が、怒りと動揺で激しくぶれる。 「なまいっでるど!おまえも犯して、殺づどおおおっ!」 そうは言ってはいるが、股間のモノは、縮こまって静かなものだ。 だが、いつ引き金を引いてもおかしくない状況には変わりない。 少女の後ろで、女の子が頭を押さえて、悲鳴を上げている。 「いやああああああっ」 「いやああああああああっ」 「困った・・・・・・これじゃ質問に答えてくれそうに無いな」 少女は女の子を見てそう言った。そして・・・・・・ おもむろに下に落ちている小石を拾った。 そして男を見て口がニコッと笑う形を作る。 兵士は自分の威圧に怯まない少女に、怒り心頭だ。 「よおおおじぃっ、いい度胸ら!おまえも俺のをブヂ込んでぇ後悔ざぜてやるぅ」 少女は拾った小石をサイドに投げた。 「カン」と音がする。 兵士は一瞬「ちらっ」と、その音の方向を見るが、直ぐに少女を見る。・・・・・・が居ない。 「!!」 「きえ・・・・・・た!?」 不意に右手に握ってたはずのガバメントが無いことに気づく。 「!?はひっ!!」 パニックになって辺りを見回す。 ふいに後方、女の子の居た場所から異音が聞こえた。 ゆっくり振り返る兵士。 「ガチャガチャガチャ」とガバメントを簡単に分解して、地面に散乱させている少女が居た。
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