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しかし、今、問題なのは、後ろの荷台の二人、男の兵士と若い女だった。
ほぼ全裸の女を、その兵士がズボンを下げたまま後ろから突きまくっている、
兵士の息は荒い。
彼の銃、M1ガーラッドは座席の横に立てかけてあった。
その女はどうやら隣り街か、街道のどこかで拾ったのだろう。
女は走行する車両から落とされんとして、手すりにしがみつき、
快楽と恐怖の入り混じった喘ぎ声を上げている。
「だめぇだめえぇっ、そんなにしたらぁ」
「あっあっひいっあっあひっ目的地にぃ~」
「あっあっ着くまでにぃ~壊れひゃうよぉ~」
兵士はそんなこともお構いなしで、女の尻を突きまくる。パンパンパンパンパンパン
「フッフランス女最高おおおおおおっ~」
そのやり取りに反応した運転手が、水をさした。
「おいっアンダーソン!俺も金払ってんだからよ、壊しやがったら、ただおかねーぞ!」
すかさず助手席の少女に声をかける。
「フランス女はいい声で鳴くね~ぇ」
と、その男の手が少女の白い太ももに手をかけた。
「おまえもあんな声を出すのかなぁ?」
その手は少女のスカートの中に滑り込んだ。
その行為にアンダーソンが茶々を入れた。
「どうりで――」
「ダニエルが隣街で優しくその子に声をかけてると思ったら、そういう趣味だったのか」
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