2人が本棚に入れています
本棚に追加
/49ページ
涙を落としながら、柚希はスマホをタッチした。
『うん・・・』
『行こうか?』
『これから晄明の家に相談するって』
『わかった。何かあったら連絡して。すぐ行く』
聡明の優しさが柚希の身に染みた。
『ありがと』
スマホを床に置くと、柚希は改めてララを抱きしめた。フラフラする首を支えるとララの頬にキスをする。
「大好きだよ、ララ・・・」
嗚咽と涙が堪え切れずに溢れる。柚希はララに何度もキスをしては撫でていた。
最初のコメントを投稿しよう!