1人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
夢の中にいる。
その感覚が、なんとなく分かる。
明晰夢というらしい。
毎日では無いが、週の半分はこれだ。
中学生位まで、ほかの人も私と同じ様に、明晰夢を見ていると思っていた。
しかしどうやら違うらしく、中には夢の内容を覚えてないという人もいたし、カラーではなくモノクロだという人もいた。
夢の中で好き勝手出来て、最高じゃん、
と、他人からはよく言われる。
しかし夢を見ていると自覚する事と、それを完全に掌握する事は、イコールノットであると、私は思う。
最近読んだ小説の影響であろう、夜空を彩るオーロラと、星の瞬きを眺めながら、
この仮初めの世界に、ぼんやりと佇む。
朝はまだだろうか。
最初のコメントを投稿しよう！