第1章 初Sex

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   「余計なこと、考えて・・・余裕だな。」 「ち、がう・・・初めて、だから誰にも見せたくな・・・っ、ん゛ッ!」  喋れないほどに唇を奪われる。 「玲の可愛い顔見られたら困るから、鍵・・・しような。」 「っ・・・(誰?)」  見たこともない顔に驚いた。いつも明るく穏やかで人当たりのいい彼とは、思えないギラ付いた瞳にドキドキする。ガチャンッと鳴った鍵の音さえ行為の為の効果音のようだ。  心臓の鼓動が煩い。 「緊張してるんだな。大丈夫だ・・・おいで。」  甘く囁かれ気が付くと軽々と抱き上げられていた。 「気になってたんだけどさ~」  ベッドに下ろしながら問い掛けられる。お姫様抱っこに戸惑っていて警戒心が薄れていた。 「俺と2人で寝るためにベッドのサイズ大きいのに、変えた?」 「っ、なに・・・言って・・・・・・ッ」   
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