第1章 初Sex

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   「なに、してるんですか・・・」  本当に驚くと語彙が乏しくなる。そして嬉しかったのだろう、心臓が早鐘のようだ。 「玲ちゃんに逢いに来に決まってんじゃん♪」 「はあ、・・・そうですか。 (突然すぎて付いていけない。)」  恋などしたこともなければ考えたこともないので彼の〝逢いに来た〟にどう反応したらいいのかが判らない。 「うんもぉ~相変わらず、ドライだなぁ~  〝僕もぉ~乃さん〟って言ってよ~」 「はあぁ、すみません・・・驚いてて。」 「はは、嘘だよ。嘘。そう言うツンな処が可愛いんだもんなぁ~玲ちゃんは。」  終始にこにことして優しさをくれる。どう、反応するのが正解なのかを理解できないままにまた彼のペースだ。 「それで。本当は、どうしたんですか。」 「玲。俺たちって付き合ってるよな?」 「え・・・まぁ、はい。」   
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