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プロローグ
俺は恋をした。
彼女のことを思うと、胸が締め付けられる。
俺は大した男じゃないと自覚しているけど、それでも彼女の一番になりたい。
彼女の恋人になりたい。
誰にも渡したくない。
そんな、幼稚な独占欲すら湧いてくる。
いつからこうなったのだろうか。
初めて腕を掴まれた時だろうか。
初めて目が合った時だろうか。
もしくは、初めてその姿を見た時、既に恋に落ちていたのだろうか。
わからない。
わからない、けど。
でも、これだけはハッキリと言える。
俺は、彼女のことが大好きだ。
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