目が覚めると
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あたしは普段、田中と話さない。 いわゆる陰キャラっていうのか、田中に限らずパッとしなくて地味な奴とはそもそも話すきっかけが無いし、ノリが合わない。 休み時間も黙々と本を読んでるから暗くて無口な奴かと思ってたのに。弾けるように笑み、手で口元を押さえて尚くすくすと笑う姿に思わず呟く。 「あんた、笑うんだ。意外」 笑いを止めない田中は「え?」とあたしを見た。
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