第4章 最悪の事態

1/3
前へ
/14ページ
次へ

第4章 最悪の事態

まず、さっき読んだ本の事は忘れ、状況を整理する事にした。 私は、翔希君と婚約をさせられて、反対している。 好きな人がいるなら、婚約破棄出来る可能性がある。 だったら、好きな人を作ればいいんだ。 でも、そうしたら、あの本みたいになるかもしれない。 まあ、別に同じことになる訳ないよね。 本の読みすぎだ、私。 そうだ、私の親友の美咲に頼んで、合コンに行ってみようかな。 今の私は、この考えが最悪の事態になるなんて、思ってもいなかった。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加