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第4章 最悪の事態
まず、さっき読んだ本の事は忘れ、状況を整理する事にした。
私は、翔希君と婚約をさせられて、反対している。
好きな人がいるなら、婚約破棄出来る可能性がある。
だったら、好きな人を作ればいいんだ。
でも、そうしたら、あの本みたいになるかもしれない。
まあ、別に同じことになる訳ないよね。
本の読みすぎだ、私。
そうだ、私の親友の美咲に頼んで、合コンに行ってみようかな。
今の私は、この考えが最悪の事態になるなんて、思ってもいなかった。
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