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※嘔吐ネタ注意 その後、彼とは時々あって話をするようになった。 といっても彼は、アルバイトが忙しいらしくたまに学食で昼を取るとかそんな感じだけれど。 「おい、行くぞ。」 午前取っている講義が同じ金曜日は共に過ごすことが多くなった。 呼びかけられて、上を向く。 「お前、またやせたか?」 呆れた風に言われて、思わず肩を震わす。 それに気が付いているのかいないのか、彼は何も言わない。 慌てて準備をして、立ち上がる。 二人連れだって、大教室を出るときに。 「似合わねえ組み合わせだな。」 という声が聞こえた気がした。 それは、こちらに向かって言われたものなのかどうかは分からない。 けれど、その音を、言葉として意味を脳が認識してしまった瞬間駄目だったのだ。 目の前が真っ暗になるみたいな感覚がしてそれから、あいつが耳元に近づくのが分かった。 ◆ 「死にたい。」 という言葉を聞いたかは覚えていない。 何故ならば、その次の記憶は大学内の保健室のベッドの上で、彼に眉根を寄せて見下ろされているというものだったからだ。 ここがどこだか気が付いて、それから先程のことを思い出して、色々と耐えられなくなった。 口元を押さえてベッドを飛び降りる。     
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