白い霧と黒い靄

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繋ぎ合った掌から     僕達は互いを知った 光はとても綺麗で温かくて          目が眩んだ 僕に無いもの 知らないものを    君は全て持っていた 繋いだ手が震える     背後に漆黒が迫りくる    僕ハ君ヲ闇ニ染メテシマウ     それが怖かった それでも僕は 君と出逢い  君という 温もりを知ってしまったから こんなにも 我が侭になってしまった 君を手放したくない 手放すわけにはいかない      でも―…
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