プロローグ。

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会社潜入してアイツの汚名を暴いて 社長の座から引きずり落としてやるのだから 夫にやったように…。 私は、すぐさま 元・一条院カンパニーだった 会社に乗り込んで行く。 現在は 『山城カンパニー』に変更されたが 社員などは、そのまま雇われたらしく ほぼそのまま。 違うのは、会社の方針と社長の名だけ 「ちょっと奥様。困ります!? 今は、奥様の会社ではないのですよ?」 警備員に止められるが無視して突き進む。 「ココは、元々私の夫や お父様の会社だったのよ!? 邪魔しないで!!」 無理やり社長室に殴り込みに行った。 ガチャッとドアを開けると 「話があるわ。山城直輝」 強引に社長室に入るとそこには、憎むべき男 私の全てを奪った 山城直輝の姿があった。 「おや…?これは、これは 元・社長夫人で令嬢の一条院梨花さん」 不敵な笑みをこぼしていた。
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