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関西弁のママ友。
中学、高校は、一貫のお嬢様学校に行ったためか
孤立になる事はなかった。
いや…むしろ憧れの的になっていたわ。
だから、今回も普通に馴染めるか
不安に思ってしまう。
もうセレブではないし……。
「ママ。早く~」
ぐいぐいと手を引っ張る美桜。
「はいはい」
不安に思いながら公園の中に入って行く。
そこには、遊んでいる子供達と母親達が
数人が居た。
「おはようございます」
「あら、おはようございます。
新入りさん?」
そう言ってきたのは、リーダー格の人だろうか?
ブランド品に身を固めた女性だった。
「はい。先日引っ越して来ました。
一条院です。この子が娘の美桜」
「まぁ、可愛らしい娘さんね。
ウチの娘と同い年ぐらいかしら?いくつ?」
フフッと微笑みながら言ってきた。
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