花火

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そこにはお父さんが立っていた 『あっ、お父さん・・。』と気まずく顔を見る楓 『さっき、俊哉くんとそこで会ったよ。・・いいなぁ。若いって』と笑うお父さん 『ごめん。お父さん』と謝る 『ほらっ、俊哉くん外で待ってるよ。気をつけてな』と微笑むお父さん 『楓~。ほらっ、忘れ物、バッグ!!』と追いかけてくるお母さん 『あっ、忘れてた~。』と慌てる楓 『お前のどこを好きになったんだろうな。俊哉くん』と笑うお父さん 『もう。お父さん!!』と怒っていると 『楓~。』と外から俊哉の声が聞こえてくる 『あっ!ごめん・・・じゃあ、行って来ます』と急いで外に出て行く 『俊哉ごめんね。』と微笑みながら腕を組む 『いいよ。ほらっいこう。・・・花火間に合わないよ』と微笑む俊哉 『うんっ!』と満面な笑みで応える楓 花火が見える堤防を話しながら仲良く歩く2人 『ねぇ~。俊哉』と真剣に話し掛ける楓 『うん?どうした??』と聞き返す俊哉 『ううん。ただ名前を呼んだだけだよ・・・』と見つめる楓 『そっかぁ~。楓ここに座ろう』と微笑む俊哉 堤防に座る2人………… 『楓・・・あのさぁ・・・』と照れながら話す俊哉 『うん?どうしたの??』と微笑む楓     
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