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花火
今日は大好きな彼と花火大会を見に行く
『楓っ!!早く準備しないと、待ち合わせに間に合わないわよ~』とお母さん
『待って待って・・・急ぐから』と慌てる楓
シャワーを浴びて
急いで化粧をして
バタバタする楓
こんな日に限って
部活が長引いて早く帰ってこれなかったのだ………
『お母さん~。浴衣・・浴衣、どこやったの??』と焦って探す楓
『浴衣?浴衣は、お母さんの着物が入っているところに一緒にしてあるでしょ??』と1階から話すお母さん
『あっ!!そうだった・・・わかった探すね』と急ぐ
『お母さん、これ着せて早く・・・もうすぐ俊哉が迎えにきちゃう』と焦っている楓
鏡台の前だ浴衣を着せる
『あんたはいつもバタバタしてるわね。・・俊哉くんも大変そうだね』と笑うお母さん
『だって今日は部活が終わらなかったから・・・途中で抜けれないし・・・』と拗ねて話す楓
『ほらっ、できたわよ。これでいい??』と鏡を見て微笑むお母さん
『ありがとう。凄くいい。』とポーズを取りながら微笑む楓
ピンポーンとチャイムがなる
『あっ!!俊哉だ~』と嬉しそうに微笑んで玄関に走って行く楓
扉を開けて
『俊哉、時間ぴったりだね』と微笑んで扉を開ける
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