エム・アイ・エー

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「ラミア‥‥」  ポロポロと大粒の涙が零れる。 「何で、また泣くんだよ?」 「だって‥‥だって‥‥」 「言えない呪い‥‥とかか?」  髪を優しく撫でる。 <ありがとぉ‥‥好感度3デスぅ> 「違う‥‥私には、名前が設定されてない」 「マジかよ‥‥?」 「次‥‥次に逢いに来てくれたら‥‥」  カボソイ腕で必死に抱きしめる彼女。
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