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「お…女の子?でも確か魔女って何百年も生きてるって話だぜ!?」
「おそらく仮の姿であろう。私もお会いするのは初めてだ」
「ガウガウ」
二人の会話を、首を横に振って否定する。
そしてペンを取り出し、羊皮紙に書いた。
「あれが本来の姿?どういうことだよ旦那」
「ガル殿、もしかして会ったことがあるのか?」
「ガウ」
まあね、と今度は頷く。
「ちょっと!ボクを無視して話してんじゃないよ!!あとあんたみたいなちびっ子、知らないわよ!?」
あーー。そういやこいつ、ボクっ娘だったな。つかお前だってちびっ子だろうが。
「なんか…。噂に聞くような感じはしねぇな。こうしてみると、ただの女の子だぜ?」
「あっ!そこの仮面人間!舐めてもらっちゃあ困るのよねぇ!!あんたこそ、なんで魔物と魔族と一緒にいるのよ!?」
「仮面人間…??てか君に関係ないだろ?そもそも俺はあんたに用はないんだよ!」
「は?じゃあ、そこの魔族?」
「…違う」
「魔族が気安く話しかけんじゃないわよ!!消すわよ!?」
いや、てめぇがルファスに聞いたんだろが。
俺はルディに近寄って行く。
「旦那!」「ガル殿、気をつけ…」
「よ…寄るな!!あっちに…」
魔女…ルディは特大の氷塊を頭上に作りだした。
無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ~~!!
こっちにはチートがいるんだな~。
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