プロローグ

18/18
1783人が本棚に入れています
本棚に追加
/384ページ
「お前はまだ・・・本当の恋を知らないようだな・・・」 「何よ!?あたしに説教するの??」 「・・・自分を安売りするな・・・Hは本当に大好きな人するもんだぞ」 「昨日は酒の勢いでシたクセに・・・」 「美古の言う通り、説得感ゼロだな」 俺は自嘲的に笑う。 「俺はやっぱり…ソファで寝る」 俺は自分の枕を持って、寝室を出た。 ――――本当の恋か・・・ 海外赴任で、現地の外国人女性とも恋愛してみたが、やっぱり麻古が一番だった。 でも、その麻古は社長の愛人の息子・澪生と結婚してしまった。 色んな事を考えているとなかなか寝付けなかった。
/384ページ

最初のコメントを投稿しよう!