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「トシちゃん。班決めできた?」
「おぉマキ?、まだ5人しか決まってないんだよね」
マキの言葉に俊哉がまだ全員決まっていないことを話す俊哉。
「じゃあさ私たちと一緒に班作ろうよ?」
「おぉ?、俺は良いけど。トシは?」
「俺も大丈夫だよ?」
「やったぁ?とりあえずコレで7人だね。そうだ?ねぇ?絵梨??」
何かを思いついたマキは少し離れた所にいた絵梨を呼び寄せる。
「ほいほ?い」
「絵梨は班決まった?」
「ん?、まだかなぁ」
「じゃあ私たちと一緒に班入ろう?」
「お??」
マキからの誘いに絵梨は俊哉をチラッと見る。
俊哉の絵梨の視線に気づいたのはドキッとする。
「ん?・・・良いよ??」
「やった?これで8人?」
「あと1人か2人か・・・あ。」
残りのメンバーを考える俊哉たちだが、俊哉が何か思いついた。
そして俊哉はとある人物に声をかけるのであった。
それからあっという間に時間は過ぎて行った。
六月の初めの静岡駅。
新幹線改札口の前には大勢の男女が制服を着て集まっていた。
「ふわぁ?」
「トシちゃん、すっごい欠伸?」
「朝は弱くてね・・・」
「情けないわね?」
「あはは・・・」
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