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ウキウキ気分の心優に笑顔で見守るように話す椛愛。
またその隣の柚子は暑そうに飲み物を口に含みながらも、グラウンドの方をじっと見つめている。
「あれれ、柚子ちゃんは俊哉さん応援するんでしょ?」
「な、なんでそんな!」
椛愛の言葉に顔を真っ赤にしながら言い訳をする柚子。
顔を真っ赤にする柚子に笑う椛愛と心優。
するとそんな3人の元へ咲と沙耶が来る。
「隣、良い?」
「あ、良いよー。」
咲が椛愛に話しかける。
椛愛が笑顔で指で丸の指文字を作ると咲と沙耶が一緒に座る。
「応援来てくれてありがとね」
「良いよ良いよぉ。心優ちゃんが行きたがったしねぇ。」
「楽しみで昨日寝れなかった!」
「あはは、、、体調には気をつけてね」
フンスと鼻息荒く話す心優に苦笑いをする咲。
すると心優は鞄の中からスコアブックを取り出す。
「え?、、、え?」
「それスコアブック?」
「勿論。試合のスコアつけるんで。」
満遍の笑みを見せながら話す心優。
そこにいた彼女達は思っただろう。
(ガチだ、、、)
一年生の女子達がワイワイとする後ろの方では、二年生の女子達がおり、こちらもワイワイとしていた。
「暑いねぇ」
「ですねぇ」
マキと司が隣同士に座りながら話をしている。
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