第参章 2度目の夏

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「あれ?2人ってそんなに仲良しさんだっけ?」  司とマキを見ていたハルナがそう質問をぶつける。  修学旅行では少なくとも、ここまで仲良くはないと認識していたハルナだが、今目の前の光景は仲のいい友人だ。 「あぁ色々お話をしているうちに、、、」 「司ちゃん面白いよー。ガンダムの話とか特にー。」 「そうなんだ、、、(まぁ、良いのか?)」  仲が良ければ良いかな?  そう考えるハルナはそれ以上は言うのを辞める。  また近くでは美咲、真琴、絵梨の3人が制服で座っており、美咲が何やら文句を言いながら座って飲み物を飲んでいた。 「何さ!ベスト8以上に進出できらたチアを出すって!」 「あの言い方じゃあ、“そこまでは行かないだろう”みたいな感じだったね。」 「ホントよね!失礼しちゃうわよ!」 「まぁまぁ美咲。」 「あ?!明輝弘にチア姿見せてあげたいのに?!」 「あはは、、、」  ブーブーと文句を言い散らす美咲を宥める真琴。  また隣に座っていた絵梨は、、、 「私のチア姿見たら、トシくん欲情するかな?」 「絵梨!?」 「そうすれば一気に私の方へ、、、フフフフ、、、」 「もう勝手にしてさない、、、」  ニヤニヤと良からぬ事を口にする絵梨に対しツッコムのを辞めた真琴。     
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