第一章 ルーキー達

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そしてその場から逃げ出した柚子はというと屋上に飛び出しており、ハァハァと息を切らせながら壁に寄りかかりズルズルと屈んでいく。 「だって、しょうがないじゃないのよぉ~…好きなんだもん」 独り言を言いながら真っ赤になった顔を両手で覆い恥ずかしがる柚子である。
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