第弐章 夏へ向けて

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第弐章 夏へ向けて

第15話 修学旅行   ゴールデンウィークが終了し暫く日にちが過ぎた。  二年生のクラスでは六月に迫るイベントに向けて大いに盛り上がっていた。 「楽しみだねぇ。修学旅行??」  生徒の1人が楽しそうに話す。  そのイベントとは修学旅行。    聖陵学院では六月に修学旅行を行うことになっている。  勿論、俊哉たちも修学旅行には参加予定で、この日はクラスごとの班決めを行なっている。 「えっと、班は9?10人って多くない?」 「作者の都合だろ?」 「それ言わないの」  配布されたプリントを見ながら話をするのは俊哉と竹下。  2人は当然ながら野球部のメンツで揃えようと考えるだろう。 「ウチのクラスには、俺にトシ。んで青木にうっちーに堀君で5人か」 「あと4人か5人はどうすんの?」 「そりゃあ勿論、女子よ!」 「あっそう・・・」  グッとサムアップしながら話す竹下に俊哉は反応が薄い。 「なんだよ乗り気じゃねぇなぁ」 「いや、別に」 「そりゃあそうか。姫野いないからなぁ」 「ななななんの事かなぁ!?」  ニヤリと笑いながら話す竹下の肩をグワングワンと振る俊哉。  2人でそんなやり取りをしていると、マキと明日香が近づいて来た。     
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