カナリア
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やがて私は、また一人、教室の隅に取り残された。 最後に一つ言わせてもらおう。私は今まで嘘をついていた。 本当は、珠樹くんの名前なんて知らない。 それでも「好きよ、珠樹くん」 私は、何ら変わらぬ愛を伝える。 いつかあなたの言葉を理解できると信じて
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