第五章これが最後だ!ヤンキー娘、雨降って地固まる。

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結局、開拓地に帰って来て、親父に変わった事はないかを便りで聞く毎日となった。 此処で、1つ誤算があった。 ポポが映像魔術が出来ると言っていたにも拘らず、実際は、速達と普通便の差があったのだ。ホルスさん達のような特S級が速達としたら、ポポは、いつ着くか分からない普通便だった。 その為、衛星放送のような噛み合わない便りになった。 それでも元気でやっているとか、変わりはないなどの様子は映像の便りのため伝わった。 親父の便り以外にエロじじいからも便りが頻繁に来る。 エロじじいのは毎回例の文句だった為、早回しでスル―した。 今一番気がかりなのが、ホルスさんの体調だ。 仕事を休んでいるらしく、ロッカさんが今、隊長代行をしているらしい…。 はぁ…、何や心配することが色々あって疲れる・・・。 思わず『うむむむむ・・・』という唸り声を上げる。 そんな私を見て、傍に居たポポが心労が重なっているそんな心臓にナイフをチクチクと刺した。 「トーカさん、無い脳みそで違う事考えないで下さい。今は、こっちに集中して下さい」 『ポポのその心無い言葉に、今度はうむむむむ・・・』
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