#1 これが...一目惚れ...? 煉side

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『ん...朝...?』 時計を見ると現在朝の7時、転校初日には最高であろう天気でもある 『...しゃーない、行って来るか...』 朝食を軽く済ませ、棚に置いてある写真に向けて声をかける 『行って来るよ...母さん、父さん』 この街に引っ越してきたのは前にいた家が窮屈で、なおかつ居場所が無かったからだ そんな僕『浅倉 煉』は中学生になった時に両親を亡くしている 『...ここ?』 【私立櫻川高校】 ここが...僕の転校する高校って...ことだよな...? ?『ねぇ...君?』 『!?』 凛『あぁ、びっくりさせた?ごめんね?私は結城 凛って言うの』 『...浅倉 煉』 凛『浅倉君って言うんだ?もしかして…転校生?』 『...うん』 ビックリしたけど...めっちゃ綺麗な子... 凛『じゃあ、またどこかで会うかもね!』((にこっ 『...!』 母さん、父さん...僕はどうやら初めて『好きな人』が出来たかもしれません こんな陰な僕に見せたその光のような笑顔...ずっと見させてもらえませんか...?
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