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『ん...朝...?』
時計を見ると現在朝の7時、転校初日には最高であろう天気でもある
『...しゃーない、行って来るか...』
朝食を軽く済ませ、棚に置いてある写真に向けて声をかける
『行って来るよ...母さん、父さん』
この街に引っ越してきたのは前にいた家が窮屈で、なおかつ居場所が無かったからだ
そんな僕『浅倉 煉』は中学生になった時に両親を亡くしている
『...ここ?』
【私立櫻川高校】
ここが...僕の転校する高校って...ことだよな...?
?『ねぇ...君?』
『!?』
凛『あぁ、びっくりさせた?ごめんね?私は結城 凛って言うの』
『...浅倉 煉』
凛『浅倉君って言うんだ?もしかして…転校生?』
『...うん』
ビックリしたけど...めっちゃ綺麗な子...
凛『じゃあ、またどこかで会うかもね!』((にこっ
『...!』
母さん、父さん...僕はどうやら初めて『好きな人』が出来たかもしれません
こんな陰な僕に見せたその光のような笑顔...ずっと見させてもらえませんか...?
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