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夏目の世界に来たわけだが、部屋にこもっててもやることがない外に出てみよう。本当に妖を見ることができるのか、、。
外に出るとそこは夏目の世界である。穏やかに進むそしてなごむあの感じ。
しばらく適当に歩いているとなんだかひそひそ話が聞こえてくる。
??? なんだあの小娘は妖力が高いぞ。うまそうだなぁ!
??? 食ってしまえ!!
杏 聞こえてるわよ低級。そんな物騒なこと言わないでよね
妖1 娘我らが見えているのか
杏 もちろん。初めて見たわ。なんか感動よ
妖1 人間ごときが我らを見るなんて?食ってやる。
妖2 食ってやる!!
と、低級は言い追いかけてくるではありませんか。
杏はビックリし森の方めがけて走り逃げることにした。
杏 はぁ、、はぁ、、いつまでついてくるのよ。
妖1 どこだ人間の娘!!!!
妖 2 どこだー!!
杏は大きな木下に身をひそめることにした。
杏 はぁ、、はぁ、、はぁ、、夏目はいつもこうなんだ、、。大変だよね、、。はぁ、はぁ
妖1 見つけたぞ、、ちょこまかと食ってやる。ふふふ食ってやるぞ、、。
妖2 いただきまーーーす!ニヤリ
杏 もう私終わりなの?まだあってもないのに。
??? おい、低級共なにをしている
妖1 あ?、、、こ、これはこれは、、鬼神様ではありませんかー
妖2 ありませんかーー、
??? なにをしているか聞いているんだ。
妖1 この生意気な小娘を食そうと思いまして、、、
??? ほう確かにうまそうだ。それをお前らだけで食おうとしていたのだな?
妖2 あ、いえいえ鬼神様にお供えとして、、ゴクリ
美味しく召し上がってくださいませーーー!
と妖たちは逃げていった。
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