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男の子は何か訳でもありそうだったが、今はそれを聞いている余裕は無い。
さっきの不思議体験とそれを追って走った事で僕はかなり疲れていた。
今は早くこの山を早く下りたくて仕方ないんだ。と。
「(……あ。)」
僕は辺りを見渡す。……さて、僕はどっちから来たんだっけ?
山で迷わない最善の方法は、舗装された道の外は歩かない。それを今猛烈に感じている
必死に辺りを見渡すがどれもこれも見たような景色。
一旦僕は男の子に近場の木に腰掛ける様に話し、僕も腰掛け。
そしてポケットからスマホを取り出し。
『店長。子供を保護しました。』
『出来した。私は優秀なバイト君を信じていましたよ。
後マスターです。』
『そして大変情けない事に迷いました。
今何処に居るか分かりません。助けてマスター。』
『んっもー。仕様がないバイト君ですねー。
仕様が無いからこのマ・ス・ターが、助けに行ってあげますよ。』
『いえ。マスターは良いんでもっと頼りになる大人の人を呼んでください。
と言うかそれは三次災害に成りかねません。』
『聞いてます?』
その後いくら呼びかけても店長からの返事が無い。
一応と思い、迷った経緯を載せて置く事にした。
休憩所から覚えている限りを書き込む。すると相手がそれを読んだと分かる。
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