第二話 第一章

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 やっぱり頼りにならないかも知れない。そんな事をうっすらと思い。  あの人がちゃんとした人に連絡をしてくれている事を祈る。  その所為か、大きな溜息を一つ吐く。 「おにいさんも迷ったの?」  子供って鋭いなぁ。 「……ごめんね。」 「これのむ?」 「ちょっとだけ貰おうかな。」  男の子からペットボトルを受け取り一口飲んでは返し。  男の子と一緒に空を見上げた───
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